1. 依存を止めるための「絶対条件」
私は18歳から39歳まで、21年間をパチンコとスロットに捧げてきました。2026年現在はやめて13年が経過していますが、今でも「やめ続けている」という感覚です。
まずお伝えしたいのは、もし借金で生活が破綻している場合は、迷わず医療機関や専門家に相談してください。この記事で救えるのは、「生活はギリギリだけど、最低限の理性が残っている」という方です。そこが、人生をやり直せるボーダーラインだからです。

2. 私が依存した本当の理由:それは「現実逃避」
パチンコにハマる理由は、単なる射幸心だけではありません。私の場合は「現実逃避」でした。 高校卒業間近、進路も就職も考えたくない無気力な自分にとって、目の前のパチンコ屋は、現実の不安を消し去ってくれる唯一のシェルターだったのです。
都合のいい記憶だけを残し、負けをなかったことにする。それは、「何者でもない自分」という現実と向き合わないための防衛反応でもありました。
3. パチンコ人生を「誇り」に思うことが、回復の第一歩
やめるために最も大切なのは、「過去の自分を否定しないこと」です。 私は21年間のパチンコ人生を、あえて「誇り」に思うことにしました。
「10万円で高揚感を買い、おまけで1万円返ってくる遊び」に大金と時間を投じた自分を許してあげてください。海外旅行に大金を使う人がいるように、あなたもその瞬間、確かに「生きがい」を感じていたはずです。自分を否定したままでは、またその辛さから逃げるために依存のループに戻ってしまいます。
4. ハードルを下げる:「一生やらない」ではなく「10年の封印」
「二度とやらない」と決めるのはハードルが高すぎます。だから私は、「10年間の封印」というルールを作りました。 もし10年経って、それでもやりたければやればいい。そう自分に逃げ道を作ってあげることで、心の緊張を解きました。
- 封印貯金の実施: 毎月、軍資金の9割(例:4万5千円)を別口座に封印する。これは「10年後にまた遊ぶための資金」だと定義します。
- 「低コスト」な楽しみへの移行: 図書館での読書やYouTubeなど、お金をかけずに「楽に手が届く」娯楽で最初の1年を耐え抜きます。
5. 2026年の現在地:新たな「逃避」との戦い
12年経った今、パチンコへの意欲は消えました。しかし、正直に告白します。私は今、パチンコの代わりに「スマホゲーム」への依存という新たな課題に直面しています。
かつて「生産性のない時間を過ごしている」と自嘲した私が、今ようやく気づいたのは、「何かに依存することで現実から逃げる癖」自体を少しずつ手放していく必要があるということです。
「ありのままの自分」を受け入れ、過去を宝物にすること。そこからしか、本当の人生は始まりません。

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