【実録】ルノーの超軽量折りたたみ自転車(6.8kg)があるのに、私が「後付け電動化」を必死に調べた本当の理由

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日常の生産性を上げ、外へ行動するためのツールとして、私は数年前に最高の相棒を手に入れました。

それが、「ルノー・プラチナライト8(RENAULT PLATINUM LIGHT8)」です。

総重量はわずか6.8kg。折りたたんだ状態にすると、なんと「無印良品で購入したときにもらえる一番大きな布製マイバッグ」にすっぽり収まるという奇跡のコンパクトさです。これなら、かろうじて電車に乗せて「輪行」もできてしまう。

ガジェット好きとして、ノーマルのままでは終わりません。

  • 折りたたむ時に邪魔になるペダルを、ワンタッチで折れるタイプに交換。
  • お尻が痛くなるのを防ぐため、サドルをなぜか「Panasonic製」の肉厚で柔らかい素材にカスタム。

「よし、これで完璧に揃った。大人の大冒険へ外へ出よう!」

……そう決意してから、私はほとんど外に出ていません。自転車は、今も静かに家の中に置かれたままです。

今回は、完璧な布陣を揃えた私がなぜ引きこもり、結果として「後付け電動化キット」を狂ったように調べるハメになったのか、そのリアルな葛藤をお話しします。

🚫 私の足が外から遠のいた「2つの絶望」

なぜ乗らないのか。理由は、意志の弱さではなく「環境」にありました。

1. 道路交通法の改正と車道走行の恐怖

法律の改正により、自転車は原則「車道(左側端)」を走ることが基本となりました。ヘルメットも努力義務化されましたが、私はまだ買っていません。 だって、あんな生身の状態で、車のすぐ横の車道を走るなんて危なくて無理です。トラックが横をかすめる恐怖に怯えながら走るくらいなら、乗らない方がマシ。そう思ううちに、自然と足が遠のいていきました。

2. 気づけば、我が家の周りは「坂道」だらけ

「じゃあ、車通りの少ない裏道を…」と走ってみると、気づくのです。我が家の周り、めちゃくちゃ坂道が多い。 いくら6.8kgと車体が軽くてカスタムしたとはいえ、電動ではない普通のミニベロ(小径車)です。上り坂に差し掛かるたびに、太ももが悲鳴を上げ、息が切れる。全然スマートじゃない。

「こんなことなら、初めからコンパクトな電動自転車にしておけば良かった……」

強烈な後悔が押し寄せました。しかし、すでに愛着のあるルノーが家にある。今さら買い替えるのはもったいない。そこで私がすがるような思いで調べたのが、「普通の自転車を後付けで電動化できるキット(PikaBoost 2など)」だったのです。

🧐 丸1日調べ尽くして分かった「後付けのリアル」

「サドルの下に付けるだけで電動化!これならルノーが生き返る!」とアドレナリン全開で調べた結果、以下のような現実が分かりました。

  • ガジェットとしては最高: 「PikaBoost 2」や、ディスクブレーキを回す「Skarper」など、海外の最新キットは男心をくすぐる塊。
  • でも日本の公道はNG: 日本の法律(型式認定やアシスト比率1:2の壁)は超厳格。海外仕様のまま日本の公道を走ると違法リスクが大。
  • 青切符時代の到来: 自転車の取締りが本格的に厳罰化された今、怪しい後付けメカをつけた自転車は、真っ先に警察に目を付けられる。

ネットで見かける怪しい並行輸入ショップ(初期不良サポートなし)で数万円出して、ビクビクしながら乗る未来が見えてしまい、私の物欲は一気に冷めました。

🏁 結論:物欲のイタチごっこを終えて

ルノーのペダルを換え、Panasonicのサドルを換え、無印の袋に詰め……。形から入ってスマートなモビリティライフを目指した結果、日本の道路事情と坂道に敗北し、後付けキットの法律の壁に絶望しました。

もし、今ゼロから「外へ行動するためのツール」を選ぶなら、私は迷わず「最初から日本の法律を100%クリアしている、コンパクトな既製品の電動アシスト自転車」を買います。

手元のルノーをどうするかは要検討ですが(笑)、みなさんも「形」や「海外の夢のガジェット」に惑わされず、自分が走る街の「坂道の多さ」と「日本の法律」を現実的に考えて、最高の1台を選んでくださいね!

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